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2010年夏ヨーロッパの旅 9 ―ワークショップパート2―




ヨーロッパでは、バカンスの間に、各地でいろいろなセミナーが開かれます。
日常生活から離れ、数日間参加者が同じ場所に寝泊まりし、朝から晩まで好きなことに没頭する、さながら合宿という感じのセミナーです。
ホテル並みの部屋が有るところや、コテージを借りたりキャンプしながらというところもあります。

今回のart-zen 主催の水墨画セミナーは、3日間St.Ropez からすこし山に入ったところに有るTrimulti というセミナーハウスで行ないました。
ここは自然に囲まれた広い敷地の中にバス、トイレ付きのコテージからキャンプ場まであり、会場も体育館のようなスペースから、屋根の着いたオープンエアーのスペース、気分転換にプールまであります。
ここでは、我々の水墨画講座以外にも、ヨガやアートテラピー、ダンス等様々な催しが行なわれています。

trimurti


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水墨講座の会場は体育館のようにひろいスペースで、まず壁に軸を掛け雰囲気作りました。受講生が集まると総勢17人、ベルギーからやって来た夫婦も居て、ほとんどのひとが、既に何度も受講しているようで和気あいあいと再会を喜んでいるようです。
授業は朝9時から12時半、午後は3時から7時過ぎ、夕食後も希望者(大半のひと)がいて8時半頃から10時過ぎまで、まさしく水墨三昧の三日間です。

授業は筆と墨の基本的な使い方と、その使い方に基づいた絵の成り立ちを解説する講義。竹やブドウ等伝統的な絵の模写。外に出てブドウ畑のブドウやパイナップルのスケッチとそれを墨の表現に換える創作。プロジェクターを使って日本の水墨画を紹介する鑑賞。と私が実際に一枚の絵を描く実演。
一日の授業時間が長いのでいろいろ気分を変えながら授業を進めました。


trimulti ワークショップ


trimulti ワークショップ

trimulti ワークショップ


trimulti ワークショップ


trimulti ワークショップ

今回の受講生は墨絵の経験があるひとばかりで、程度の差はあれ、竹等伝統的なモチーフはなかなか上手に描きます。ただ根本的な筆使いや墨使いについての理解が乏しく、そこを何とか分かってもらいたいというのがこの授業の最終的な目的となりました。
皆本当に熱心で、こちらも心情的に出来るだけのことをしてあげたいと思える受講生たちで、食事もいつも一緒に摂るので、3日目にはもう気心も知れ最後は、別れを本当に惜しみました。

この合宿のようなセミナーはとてもいいシステムで、日本でもこんなことが出来ないかと思っています。きれいな風景と美味しいものがある場所に集まり、寝食を共にして水墨三昧。楽しいと思うんですが。いかがでしょう。




at 18:52, 篠原 貴之, レクチャー・ワークショップ

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