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奈良、西ノ京を訪ねて 墨(株式会社 墨運堂)

 先日、奈良 西ノ京の「墨運堂」を訪ねました。

墨運堂さんには、以前お寺の襖絵を描かせていただいた折、使用する墨の選択についてのアドバイスをして頂いたことから、その後もご指導いただいています。

作家にとって、材料や道具は作品を支える創作の基盤です。
愛用するその素材がずっと有り続けることは一作家の作品みならず、しいては文化の継承という社会にとって重要な問題です。

今、墨運堂では、かつての膠の品質を取り戻そうと、膠の研究、製造に自ら取り組まれ、その成果が製品に反映されてきました。会長のお話を聞いていると、知ること試すこと作ることの楽しさが伝わり、墨の話を超えて、物事を前向きに取り組む気持ちが湧いてきました。
墨の研究はもちろんですが、そこから浮かび上がる、かつての循環型の社会の知恵や意味についての会長の考察も、現代社会への示唆に富んでいろいろ考えさせられました。 

今回の取材の詳細は、後日、いま私も関わり立ち上げたウェブ上の美術館;web-museo.comの方で改めて紹介していきたいと思います。

墨運堂02
お忙しい中、展示室をご案内いただいた貿易部の松井部長
(株)墨運堂の海外事業を担っておられるそうです。



株式会社 墨運堂


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at 23:09, 篠原 貴之, 文房四宝(道具について)

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